炭団(たどん)とは
木炭の粉末に、フノリ(海藻糊)などの粘着剤を混ぜて、手で丸く握って固めた燃料です。江戸時代に、木炭の製造や運搬の際に発生する粉炭を再利用するために考案されました。
江戸時代、炭は貴重品であり、庶民はなかなか手に入れることができませんでした。そこで、炭の粉を集めて固めた炭団が、安価な燃料として利用されるようになりました。
木炭の粉という、本来捨てられるはずだったものを再利用した、エコな燃料です。
木炭に比べて火力が穏やかで、長時間安定して燃焼するため、火鉢やこたつなどに向いています。良質な炭団は、燃焼時の煙が少ないのが特徴です。
炭団は、日本の生活文化の中で生まれた知恵の産物と言えるでしょう。
製品の特長
●木材より燃焼温度が高い
一度着火すると長時間使用できる。暖房を兼ねて料理等で使用すれば経済的です。
●着火が簡単。
着火したあとは、コンロ等の通風口を開閉して火力を調整でき、用途に合った温度で使用できます。
●長時間安定して燃焼する。
●長く保存ができます。
変質することがなく、安心して長く保存ができます。
●地震災害などに備えて、常に蓄えておくのに適します。
取扱いも簡単で長く保存できるので、地震などの災害時のための備蓄用に適した燃料です。